フラップレス
インプラント治療
登坂歯科医院のインプラント治療の特徴
- 歯茎を切らない
- 手術は1回
- オペ時間は約30分
フラップレスインプラント治療とは?
1 歯茎を切らないから、出血や手術後の痛みを軽減します
従来の歯科治療では、インプラント埋入部の歯茎(歯肉)を切開し骨を露出させてからドリルで穴を開けていましたが、フラップレス手術はその名の通り歯茎を切開せずに、インプラントを挿入する部分のみの歯茎に穴を開ける手術となります。

2 手術は1回のみ 2回目では歯の型取りをします
従来のインプラント治療では、骨の中にインプラント体を埋入しその後3~5ヵ月ほど待った後に、2回目の手術をし、もう一度歯茎を切開し土台を立てる治療を行います。
フラップレス手術の場合、1回目の治療で土台まで立てる治療を行ってしまうため、2回目の手術は行いません。
3 手術の時間が短縮され、1本30分程で終了します
フラップレス手術では、歯茎を切開することがなく縫合(糸で縫う)行為もございません。
また、患者様専用のガイドプレートを作製し手術を行う為、治療前にインプラント位置・インプラントの埋入深度がすでに決定しているなどのことより従来のインプラント治療より大幅に手術時間が短縮されます。
インプラントの比較表
従来の インプラントオペ |
フラップレス インプラントオペ |
|
手術回数 | 2回 | 1回 |
適応範囲 | 適応範囲 が広い |
適応範囲 が狭い |
手術時間 | 1時間~1時間半 | 20分~40分 |
感染リスク | 親知らずの 抜歯程度 |
簡単な 抜歯程度 |
出血リスク | 親知らずの 抜歯程度 |
ほとんどない |
術後の痛み | 親知らずの 抜歯程度 |
簡単な 抜歯程度 |
※一般的な比較となり、感じ方や捉え方には個人差があります。
手術の時間も、今までのケースの平均的な時間となります。
フラップレスインプラントオペのデメリットとは?
①フラップレスインプラントオペは適応範囲が狭い
フラップレスインプラントオペは、歯茎を切開しないことがメリットではありますが、その分インプラント治療のオプションとして必要な造骨術や前歯の審美的な部分のインプラント治療が必要になる場合には、フラップレス手術は出来ないことがあります。
②従来のインプラント治療よりも費用が高いことがある
当歯科医院の1本のインプラント治療の総額は39万円程度となります(※1)
フラップレス手術では、術前にCT撮影をし、3Dシュミレーション技術を用いて患者様に合った精密なガイドプレートを作成します。
その為、3Dシュミレーション代+ガイドプレート代が従来のインプラント治療に別途必要となります。
③術中にフラップレスが困難となるケースがございます
3DCT画像と実際の骨の状態が異なっていることがあり、術中にフラップレスから切開をし通常通りの治療へ変更をすることがあります。
インプラント治療の費用は
右下6番目
オステムインプラント埋入1本(ケース)
カウンセリング | 0円 |
CT撮影代 | 5,500円 |
ガイドプレート作製代 | 55,000円 |
手術代(フィクスチャー込) | 220,000円 |
上部フルジルコニア冠 | 110,000円 |
1本埋入 総額 | 39,5000円 |
※CT撮影代とガイドプレート作製代は、インプラントオペ契約時にお支払いいただきます。
※金額はすべて税込み価格
右下6.7番目
オステムインプラント埋入2本(ケース)
カウンセリング | 0円 |
CT撮影代 | 5,500円 |
ガイドプレート作製代 | 60,500円 |
手術代(フィクスチャー込)×2本 | 440,000円 |
上部フルジルコニア冠×2本 | 220,000円 |
2本埋入 総額 | 726,000円 |
※ガイドプレートは1本55000円 2本以降は+5500円となります。
安全なインプラント治療を受けるために患者様に知ってほしいこと
インプラントに精通したドクターがいる歯科医院であるか
当歯科医院の院長は、ニューヨーク大学インプラント科プログラムを修了しています。
また、当医院で使用するインプラントメーカーである、オステムジャパンのハンズオンセミナーを卒業しております。
すべての機材を滅菌・消毒している
すべての治療でお口の中で使用するものは、すべて院内で滅菌処理をしております。
インプラントの治療時は、治療開始の30分ほど前より治療ユニットの周りの消毒をしすべての器具は、治療の直前に開封します。
オペ専用のガウン・帽子・手袋はすべて滅菌処理されたものを使用します。
安心のインプラントメーカーを使っているか?
全国の歯科医院のインプラントの治療代の平均は30~40万円とされています。
極端に金額が安いところでは、あまり知られていないメーカーを使用しているケースがございます。インプラントメーカーは世界に100種類以上存在し日本で許可が下りているものでも30種類以上になります。
その中である程度の知名度があり、長期の症例実績を多数抱えているメーカーが安心できると思っております。
当歯科医院では、オステムインプラントを推奨しております。
オステムインプラントは、アジア・太平洋地域でシェアNO.1メーカーです。
世界的にもシェア世界6位のメーカーなのです。

アジア人の骨格は、北欧や欧米系の骨格よりも骨量・骨幅が少ないとされています。その為世界基準でシェアの高いインプラントメーカーよりもアジアでの実績が最も高いオステムインプラントを推奨しております。
インプラント治療におけるQ&A
Q1:インプラント治療は怖い印象がありますが、本当に安全なのでしょうか?
A1:まずは、骨に埋め込むインプラント体は「チタン」という金属です。
金属ではありますが、生体親和性(身体への影響)がかなり高い金属です。
インプラント治療以外には、人工関節などにも使用する材料ですので、現代の医学では、一般的に使用されているものです。
お身体の状態は治療前にしっかりと問診をさせていただきます。
全身状態が芳しくない患者様にはインプラントの治療はしません。
特に、以下の持病の方にはインプラント治療をお勧めしません。
- 糖尿病 Diabetes Mellitus
- 高血圧 Hyper Tension
- 心血管疾患 Cardiovascular Disease
- 脳血管障害 Cerebral Vascular Disorder:
- 骨粗鬆症 Osteoporosis
※以上の疾患以外にも、年齢の制限(20歳以上)、妊娠の有無など全身状態をしっかりと問診させていただいた方のみに治療を行っていきます。
Q2:インプラントはどれくらい使っていけるものですか?
A2:残念ながら半永久的に使用することに関してのエビデンスはありません。
しかし厚生労働省調べでは“歯科インプラントの残存率は 10 年で 92〜95%と報告されている。
そしてインプラント治療後のインプラントの残存期間に関する回答では、20年との回答が最も多かった“と記載があります。その為、登坂歯科医院でもインプラント治療には「10年の補償制度」を設けております。
入れ歯・ブリッジ・インプラント治療における寿命は以下の通りです。

Q3:インプラントの手術中痛みはありますか?
A3:麻酔をするので、治療中の痛みはほぼありません。
治療中の恐怖心が強い方は、「静脈内鎮静法」という方法もございます。
登坂歯科院では、麻酔専門医による全身管理化の中で安心して治療を受けられます。
「静脈内鎮静法」に関しての詳しい内容はこちらをご覧ください。
登坂歯科医院推奨の“フラップレスインプラント術”では、歯茎を切開することがないため、術後の痛みも軽減されることがほとんどです。
※痛みの感じ方は個人差があります。
Q4:インプラント治療とはどんな治療ですか?
A4:インプラント治療は、人工の歯根をご自身の骨の中に埋め込みその人工の歯根に土台をたてて、人工の歯を付ける治療です。図で見てみましょう。


Q5:ブリッジかインプラントかどっちにするのが良いの?
A5:この質問は良くされる質問の一つですが、まず状態により(状態とは身体的なものと骨の幅、密度、深さそして噛み合わせなど)絶対にこっちが良いです!と言えるものではありません。しかし、以下の条件であればまず第一選択としてインプラントにするべきです!とお伝えしています。
①60歳以下である
②ブリッジの支台になる歯が天然歯である
③身体的に健康である
この3点です。
年齢に関しては、20歳以上であればインプラントは可能となります。最近では80代の方でもインプラント治療をされる方がいます。
②が一番大事な部分ですが、“ブリッジの支台になる歯”とは、欠損してしまった歯の両隣の歯のことです。ブリッジ治療では最低でも2本の歯を支台にするため、その支台の歯を削る必要があります。
虫歯でもない、綺麗な健康な歯を削ることは将来的なことを考えても、出来れば避けたい・・いや絶対に避けた方が良いことと言えるからです。
④身体的な健康面は、インプラントに耐えうる条件が身体に揃っているかが重要です。
逆に言えばそれが問題なければ、インプラントは今では安全な治療の一つと言えます。
登坂歯科医院では、インプラント無料相談会を随時行っております。
インプラント以外の選択肢をいくつかご用意したうえで、すべてのメリット・デメリットのお話をさせていただきます。
患者様には、すべての治療の選択肢を聞いたうえで選択をしてもらうようにしております。
新規の患者様は、初診受付をお願いします。