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ハミガキ教室 食育連載Vol.4

連載4回目の今日は【食事中の食べる順番に注意しよう!】です。

乳児や幼児は胃が小さいので1回に食べられる量が少ないことは前回の投稿でも説明した通りです。

子供の胃の容量は大人の半分以下です。

そのため、食べ残しをしてしまうことも考えて、食べる順番・盛り付ける量・出す順番などにも配慮する必要があります。

特にしっかりと食べて欲しいのは筋肉や血液、各種ホルモンなどをつくる身体のもとになる「たんぱく質」です。

しかし、子供が好きなのはほんのり甘味を感じる「糖質」の多い食品です。

糖質の多い食品はおやつで捕食として摂ることも出来るので、ぜひ「好きな物から食べる」ではなく「高栄養のメニューから食べる」ことを意識していただきたいと思います。

※同時に出すとどうしても好きな物からになりがちです。お皿を分けて、下記のような順番で出してあげるといいかもしれません。

【高栄養メニュー食べる順番】

  1. 主菜*たんぱく質

魚・肉・大豆製品・卵などを主につかったメニューを最初に!

身体をつくるもとになってくれる重要な栄養素です。

  1. 副菜*ビタミン・ミネラル

野菜・海藻類・きのこをつかった副菜を次に!具沢山の汁物でも◎

身体の調整役の栄養素です。

野菜嫌いのお子様が多いですが工夫して少しずつでも摂りましょう。

  1. 主食*糖質

主食はなるべく最後に。

血糖値の急激な上昇を抑え糖の吸収が穏やかになります。

脳や身体に効率よくエネルギーを運んでくれるようになります。

食事で摂り切れなかった分は間食で補うようにしてみてください。

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